本とCDの日々(仮)
2008/07/13

TITLE:「 細野晴臣アーカイヴスVol.1 

細野晴臣 アーカイヴス vol.1細野晴臣 アーカイヴス vol.1
(2008/07/09)
細野晴臣

商品詳細を見る


祝daisy world再開、ということで細野さんの過去の音源集。1曲目からオキナワンな感じで夏の休日の昼寝のBGMには最適。和みます。NHKドラマ「ウォーカーズ」のサントラ出して欲しいと思っていたので、今回の収録は嬉しい。いずれにしろ細野さんのパッケージ化されてない音源はまだまだたくさんあると思うので、こういう形でシリーズ化してリリースされるのは大変有意義なことである。こういう言い方は語弊があるかもしれないが、どこか観客を想定していないようなタイプの音楽がいちばん細野さんらしく、そしてわれわれ聴き手にとっても気持ちが良いと思うのだ。たいして面白くもない日常の生活を彩る、ささやかで慎ましいBGMとして。細野さんの監修で、daisy worldの音のカタログとも言うべき「daisy holiday」も同時発売。こちらでは細野さんが笑わせてくれます。何と愛すべき61歳か。

デイジー・ホリデー presented by 細野晴臣
青柳拓次、キセル、細野晴臣&ワールド・シャイネス他
Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M) (2008-07-09)
売り上げランキング: 302

2008/07/12

TITLE:「 歌旅 

歌旅-中島みゆきコンサートツアー2007-歌旅-中島みゆきコンサートツアー2007-
(2008/06/11)
中島みゆき

商品詳細を見る


もはや巷で激しく消費され尽くしてしまった感のある名曲「ファイト!」であるが、本来は小さな声でひっそりと特定の個を励ますはずの歌が、いまや歌の中で揶揄される当の“闘わない奴ら”すらも含めての応援歌みたいになってしまって個人的にはちょっと残念。了見が狭いですか。それでも改めてライブで聴くとその声の迫力に言葉を失います。やはりこの歌は明らかに単純で能天気な人生の応援歌などではなく、ある特定の人びとを攻撃する歌だ。願わくば現在の自分が、その攻撃される側の人間になってしまっていませんように。それから同じく十代の頃に聴いて涙した「蕎麦屋」の無常観は今聴いてもやはり胸にしみる。この名曲が所ジョージの「寿司屋」に対抗して作られたなんて話もありました。♪寿司屋に行って〜寿司でも食お〜うと誘われてその日本語にふとオドロいた〜、ってやつですね。懐かしい。

2008/07/11

TITLE:「 love the world 

love the world(初回限定盤)(DVD付)love the world(初回限定盤)(DVD付)
(2008/07/09)
Perfume

商品詳細を見る


まずいな〜初回限定版を買っちまったよ。別にPerfumeに興味があるわけじゃなくて中田ヤスタカの才能に惚れ込んだのだと言おうと思って本家のcapsuleやプロデュースしたmegやらのCD何枚か借りて聴いてみたのだが、特に面白くもなくピンと来るものもなかったんだよなー。つまり純粋にPerfumeが好きってことじゃないのそれ。今回の曲もアルバムからのシングルカットですと言われたら鵜呑みにしそうなほどどこかで聴いたようなテクノというより人畜無害のエレクトロ・ポップ。ニコニコしてるけど本当は意地悪な性格っぽいかしゆか(100%想像です)のルックスにいい年して参ってるんですとカミングアウトするか・・。全編モノクロのPVを収録したDVD付き。いい年してPerfumeにハマっていく自分がこわい。


2008/07/07

TITLE:「 floating pupa 

floating pupafloating pupa
(2008/07/02)
pupa

商品詳細を見る


知世ちゃんのコスチュームだけユキヒロさんじゃなくて旦那さんのデザインなのか。NHKで放送されたドライブ特番やライブでも思ったが、40歳を過ぎて色気とは全く無縁でありながら他にはない清潔な立ち位置を獲得していることがすばらしいと思う。こんなきれいな年のとり方もあるんですよ。往年のアイドルが話題作りのために安易にヌードになったりしてガッカリさせられることの多い昨今(いや裸にガッカリするという意味じゃなくて)、ずっとファンでいたことが嬉しくなるような貴重な存在。

で、肝心の音の方は、まあメンバーの顔ぶれから想像出来る通りの音ではあるが、個人的にこの手のエレクトロニカな音にちょっと食傷気味ではある。気持ち良く聴けるとは思うのだが。それにMySpaceとかで事前に情報流し過ぎな気も。まあメンバーの豪華さを考えればパーマネントなユニット(やはりバンドというよりユニットよね)にはなり得ないと思うのだが、次はライブを経てよりフィジカルなエレクトロニカに進化(退化?)した音が聴けると嬉しいと思う。

2008/06/29

TITLE:「 少年歳時記 

少年歳時記少年歳時記
(2008/06/25)
あがた森魚

商品詳細を見る


1993年にCDブックとして発売されたものらしいが申し訳ないことにその存在を全然知らなかったよ。93年といえば「イミテーション・ゴールド」が発売された年だからリアルタイムであがたさん追いかけていた頃だったはずなんだがな。しかも鈴木“World Standard”惣一朗率いるエヴリシング・プレイとのコラボときたら個人的に食指が動かぬはずがないのだが。谷内六郎の絵をモチーフにいつものあがた森魚的昭和のかおり漂うエレクトリックかつフォーキーな世界。これでハズれるはずがない。中でも透明感が尋常でない「夏の翼」には胸が熱くなります。そういえば珊瑚キャンペーンの特典DVDまだ来ないな。

それからこれまで断片的にしか聴いたことのなかったHirth Martinezをちゃんと聴いてみようと思って「Hirth From Earth」を買ったのだが、デジタルリマスタリングのせいか音が異様にクリアで腰を抜かしました。1975年の作品とはにわかには信じられない。残念ながらオリジナル盤の音を知らないのでどれだけ変わったのか分からないが、これは今年の新譜と言っても通用する音だろうと思うよ。中身も素晴らしい。プロデュースはRobbie Robertson、さすが。