本とCDの日々(仮)
2008/04/04

TITLE:「 細野晴臣と地球の仲間たち 

細野晴臣と地球の仲間たち~空飛ぶ円盤飛来60周年・夏の音楽祭~細野晴臣と地球の仲間たち
〜空飛ぶ円盤飛来60周年・夏の音楽祭〜

(2008/03/26)
オムニバス

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冒頭まだ明るい野音にYMOの御三方が登場してゆるい挨拶をした後ライブが始まるのだが,ここでの細野さんの「ボーッと聴いて」という発言があるから,途中高野寛の言う「ボクラも思い切り楽しんでます」というある種ステロタイプなセリフもリアルに聞こえてしまうようだから細野さんはやはり偉大だ。細野チルドレンとも呼ぶべき日本のアーティストの皆さんはともかく,ヴァン・ダイク・パークスやジム・オルークらも表情見てたら明らかにメンタリティは日本人のそれだと思う。要するにシャイということ。特典映像で日本語で細野さんの音楽の批評性に言及するジム・オルークはもはや日本人以上に日本人だという気もするが。それにしても野音の前座というかオープニング・アクトってあんな端っこで演奏するものなのか。miroqueちゃんもMICA BOXもトリビュートに参加してるのにと思うと何となく不憫。

待望のOVUMのフル・アルバム「microcosmos」。オーヴァムって読むのか。オーヴィーユーエムの方がカッコ良いと思うのだが。若さゆえの不器用さやら頑固さやらを何となく感じさせないでもないが,それがまた魅力として映るのも若さゆえか。気持ち良くて一日中リピートして聴いてる。自己プロデュースにこだわるバンドっぽい印象だが,プロデュース次第で売れると思うけどな。"ノスタルジア,メランコリア,サイケデリア"という看板に偽りなし。

飯嶋和一「黄金旅風」を読む。ストーリーに入り込むのにやや苦労するが,世界に入ってしまえば面白くて一息に読める。地位にも名誉にもこだわらず権力にも阿らない主人公の,気張らない聡明さがホントに気持ち良い。本当はこんな大人になりたかったよ。